頭痛は辛く、仕事もレジャーもくつろぎの時間さえも憂鬱な時間となってしまいますね。
ズキズキしたり、ガンガンしたりと頭痛には幾つもの原因やタイプがありますが、その中の1つに親知らずがあります。
歯が原因で頭痛といわれてもピンと来ない方もいるでしょう。この記事では、頭痛と親知らずの関係や対処法だけでなく、親知らずが関係しているその他の不調についてもお伝えします。
親知らずが生える頃から始まった頭痛があるという方必見!心当たりがある方はぜひチェックしてくださいね。
頭痛は辛く、仕事もレジャーもくつろぎの時間さえも憂鬱な時間となってしまいますね。
ズキズキしたり、ガンガンしたりと頭痛には幾つもの原因やタイプがありますが、その中の1つに親知らずがあります。
歯が原因で頭痛といわれてもピンと来ない方もいるでしょう。この記事では、頭痛と親知らずの関係や対処法だけでなく、親知らずが関係しているその他の不調についてもお伝えします。
親知らずが生える頃から始まった頭痛があるという方必見!心当たりがある方はぜひチェックしてくださいね。
この記事の目次
頭痛の主な原因の1つに血行不良が挙げられます。頭は、全身の血液の6分の1が流れるといわれるほど多くの血液を必要とする場所です。
血の巡りが悪くなると神経を圧迫し不具合を体に警告するため、頭痛というかたちで現れます。
とはいえ、親知らずが直接的に血行不良を引き起こす訳ではありません。
親知らずはまっすぐ生えることなく、斜めや横向きに生えアゴの働きを阻害することが多いですね。
そのため、頬やこめかみなど周辺の筋肉が常に過度の緊張状態となり血の巡りが悪くなります。
ズーンと頭が重いというタイプの頭痛の緊張性頭痛に悩まされている方は、親知らずからくる緊張が原因かもしれません。
噛み合わせのバランスが崩れると噛みにくくなるといった問題だけでなく、全身のバランスを崩し体調不良の原因となります。
親知らずが生えることでスペースが足りなくなり、ほかの歯を圧迫し歯並びが崩れるのはよくあることです。
口の中のことでほんの小さなバランスの崩れですが、全身のバランスを崩してしまうほど体に大きな影響を与えます。
この崩れたバランスを保つために肩や首が緊張し、血流が阻害されることで頭痛が起こります。
親知らずは全部生えることなく、歯茎をかぶったままの姿でいることが多いですね。そのかぶっている歯茎と親知らずの間には食べかすが詰まりやすいのですが、歯ブラシが届きにくくお手入れの難所といわれています。
手入れができず、歯垢や食べかすを溜め込んでいると虫歯になりやすいだけでなく、炎症も起こりやすい状態です。炎症が起こると腫れたり膿がでて、痛みも伴います。
この炎症は歯茎だけでなく、アゴから頭へと広がり頭痛となるのです。
親知らずからくるとわかっているのであれば抜歯してしまえば、その原因はなくなり頭痛に悩まされることもなくなります。
確かに抜歯直後から2・3日は腫れや痛みがありますが、痛み止めも処方されコントロールできるものです。歯科医院を受診しレントゲンを撮り、親知らずの様子をみながら相談してみることをおすすめします。
抜歯はできればしたくないといった場合や、今はできないという場合は、対処療法として痛み止めを飲んで辛い頭痛を乗り切りましょう。
市販でよく使われているのはロキソニンsですが、歯科医でもらう痛み止めと成分が近く十分な効果を得られます。
とはいえ、用法用量を超えて使用したり、長期間にわたって定期的に飲むのはおすすめできません。あまりに症状がひどいようであれば医療機関を受診することをおすすめします。
頭痛に効果的な対処法として患部を温めたり、冷やしたりすることが推奨されています。
使い分けの目安は
ですが、原因が分からない場合は、両方当ててみて気持ちがいいと感じる方を選択しましょう。
熱すぎる、冷たすぎるのは逆効果になるため適温を心がけましょう。蒸しタオルは30分も温かさを保てませんが、レンジでチンすると簡単に温かさを取り戻せますのでお試しください。
親知らずがバランスを崩してしまい肩や首が緊張している方も多いですね。肩こりは血行不良を引き起こし、頭痛の原因となります。
また、体操やマッサージをしてコリをほぐし、血行不良を解消すると頭痛が改善され、肩も軽くなります。
親知らずが生えて歯並びが崩れ、均衡を保つために首や肩が緊張し肩こりとなるケースや、アゴの動きが悪くなり筋肉が緊張して肩こりになるケースが多いとされています。
マッサージや体操でリフレッシュしても根本的な解決には至りません。
血行不良となり、頭痛の原因ともなるため慢性化している場合は抜歯を検討することをおすすめします。
親知らずの炎症は腫れや痛みだけではなく、リンパ節を腫らし発熱を引き起こします。
歯と歯茎の間に取りきれない食べかすやプラークがあり清潔を保てず、細菌感染を起こしていることが原因です。
ひどい場合には、口が開かないほど腫れ38度以上の熱が続くこともあり、注意が必要です。通常は抗生剤の投与で回復しますが、あまりひどいようであれば切開して膿を出す場合もあります。
親知らずが生え、噛み合わせのバランスが崩れると口元だけでなく全身のバランスも崩れます。しかし、体は崩れたままにせず調整してバランスを取りますが、歪みを完全になかったものにするとこはできません。
もっとも影響を受けやすいのは顎関節や頚椎など口に近い部分で、顎関節症になってしまうケースも報告されています。
顎関節症は口を開けづらくなるだけではありません。側頭骨と下あごをつなぐ関節が顎関節ですが、側頭骨は耳の内部である内耳と中耳や、三半規管がある場所です。
三半規管は、平衡感覚を司る器官ですが、歪みによって平衡感覚にも狂いが生じることがあります。これが「めまい」の正体です。
親知らずが直接めまいを引き起こすわけでなく、スペースがない所に生え、体のバランスを崩し、歪みが出た結果です。
歯茎の炎症により、頭痛や発熱だけでなく吐き気が襲ってくる場合があります。
また、めまいが原因で乗り物酔いのように気持ち悪くなり、吐き気を伴う場合もみられます。
しっかり骨に埋まっていたり、まっすぐ生えておりスペース的に問題なく歯茎に埋まっていない場合は抜歯することはありません。
しかし、すでに不調や不快感を伴っているようであれば抜歯をすすめられることが多いでしょう。
親知らずの抜歯をすすめられる理由は大きく分けて3つです。
とはいえ、健康な歯を抜くのは抵抗があるという意見も聞かれます。最近ではなるべく抜かない方向で治療をすすめる歯科医院もあり、選択の幅は広がっています。
抜歯するにしても、なるべく温存するにしても、まずは歯医者さんに相談しましょう。親知らずが原因の頭痛は1種類ではなく、それぞれの特徴に応じて対処法も異なります。また、頭痛以外にも体へのさまざまな不調を生む原因ともなるためできるだけ早く歯医者さんと相談することをおすすめします。
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