顎が痛くなると、会話や食事もままならなくなり、本当に困りますよね。顎の痛みは、歯ぎしりや食いしばり癖などの生活習慣や、急に固いものを食べた時にも起こりますが、顎関節症や三叉神経痛などの病気で起こることもあるので要注意です。
顎が痛いけれど、そのままにしておいて良いのか迷っている方は、一度歯科口腔外科を受診してみませんか。歯科口腔外科では、お口の中のトラブルはもちろん、顎のトラブルに対する治療も行っています。顎の痛みを早く解決したい方は、歯科口腔外科を上手に利用しましょう。
顎が痛くなると、会話や食事もままならなくなり、本当に困りますよね。顎の痛みは、歯ぎしりや食いしばり癖などの生活習慣や、急に固いものを食べた時にも起こりますが、顎関節症や三叉神経痛などの病気で起こることもあるので要注意です。
顎が痛いけれど、そのままにしておいて良いのか迷っている方は、一度歯科口腔外科を受診してみませんか。歯科口腔外科では、お口の中のトラブルはもちろん、顎のトラブルに対する治療も行っています。顎の痛みを早く解決したい方は、歯科口腔外科を上手に利用しましょう。
この記事の目次
この章では、顎の痛みから想定される様々な病気についてご紹介していきます。
顎の関節やその周りの筋肉が様々な原因で痛くなったり、動きにくくなったりするのが顎関節症です。肩こりや片頭痛、しびれなど全身に不快な症状を引き起こすこともあります。
顔の感覚を脳に伝える神経を三叉神経といい、顔に起こる痛みのことを三叉神経痛と呼びます。三叉神経痛の特徴は、顎や頬に数秒から2~3分の間、突発的な激しい痛みが起こることです。
水ぼうそうウイルスが、免疫が低下している時などに再活動することで起こる病気です。身体に赤い斑点が現れ、小さな水ぶくれが帯状にできます。この水ぶくれが上顎や下顎にできると、激しく痛みます。
舌咽神経痛は、舌の奥から喉の奥に原因不明の激痛が起きる病気です。物を噛んだり、飲み込んだりする時に下顎に痛みが走るため、顎関節症と間違われることが多い病気です。
この章では、顎関節症の主な症状と治療法についてご紹介します。どうぞ参考にしてください。
下記の2~3項目に当てはまる方は、顎関節症の可能性があります。
□ 口を開け閉めする時に、痛みを感じる
□ 左右、どちらかの顎が開けにくい
□ 大きなあくびができない
□ 時々、顎がひっかかったようになり、動かなくなる
□ 人さし指、中指、薬指の三本を縦にして口に入れることができない
□ 口を開閉した時、耳の前でポキポキ、カクカクと音がする
□ 最近、顎や頭を打った
□ 最近、噛み合わせに違和感がある
□ 頭痛や肩こりに悩まされている
下記の2~3項目に当てはまる方は、顎関節症予備群です.
□ 歯ぎしりや、噛みしめ癖がある
□ 頬杖をつく癖がある
□ 食事の時に、右か左か、決まった方で噛んでいる
□ 柔らかい食べ物ばかり食べている
□ 歯並びが悪い
□ ストレスを感じることが多い
□ どちらかと言えば、神経質な方だ
1.顎が痛い
2.口を大きく開けづらい
3.口を開け閉めするとカクカク、ポキポキ音がする
4.噛み合わせに違和感がある
5.口をしっかりと閉じられない
STEP1 問診
現在の症状と生活習慣についての聞き取り
STEP2 検査
歯と噛み合わせの状態を診察
開口量、顎の動き、痛みの検査
レントゲン、MRI、CTなどによる画像診断
STEP3 カウンセリング
治療方針の説明
STEP4 治療開始
マウスピース治療、薬の投与、注射、開口訓練など
一人ひとりの症状や痛みに応じて、下記のような治療法を組み合わせながら、治療を行います。
◆スプリント療法…スプリント(マウスピース)装着による噛み合わせの改善
◆薬物療法…筋弛緩薬(筋肉の緊張を和らげる薬)や鎮痛剤(痛み止め)の投与
◆理学療法…開口訓練
◆行動療法…歯ぎしりや噛みしめ癖などの生活習慣を改善する指導
お口の痛みがひどく我慢できない!など、いざという時のために通いやすい地域で歯科口腔外科がある歯医者さんを探しておくと便利です。
口腔外科Bookでは、各地域でおすすめの歯科口腔外科がある歯医者さんを紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
東京でおすすめの歯科口腔外科を↓↓↓のコラムで紹介しています。
歯医者さんごとの特徴やおすすめポイントが詳しく書いてあり、「自分に合ったいい歯医者さんは無いかな?」とお探しの方にお役立ち情報をお届けしています。
全国の各都道府県で歯医者さんを検索できます。
https://haisha-yoyaku.jp/顎の痛みで一番に考えられる病気が顎関節症です。顎関節症は、ストレスとも関連があると言われており、誰もがかかる可能性のある病気と言えます。口を開けるたびに嫌な音がして、ひどく痛むようになれば、食事や会話がつらくなるのはもちろん、精神的な面でもかなり影響がありそうです。放置していると、慢性化することが多い顎関節症、不快な症状が全身に及ぶ前に、ぜひ一度歯科口腔外科を受診しましょう。また、今は歯科口腔外科ではなく顎関節症などの症状ごとの専門外来がある歯医者さんも増え、マッサージでの治療を行う歯医者さんなど様々です。ぜひ歯医者さんと相談し、自分に合った治療法を見つけてください。
1980年 岐阜歯科大学 卒業
1980年 (医)友歯会ユー歯科 箱根、横浜、青山、身延の診療所に勤務
1984年~1994年 アクアデルレイ ダイビングショップ 非常勤スタッフ
1985年 コージ歯科 開業
1996年 日本大学松戸歯学部生化学教室研究生
~2002年 歯学博士
2014年 昭和大学 客員講師
現在に至る