顎関節症と親知らずの関係性を知る!抜歯すれば治るのか?

顎やその周辺が痛む、口の開け閉めが上手くできなくなるなどの症状があるなら、顎関節症かもしれません。若い女性を中心に急増中であると言われていて、症状がひどくなると仕事や日常生活に支障をきたす場合もあります。

顎関節症の原因はさまざまですが、親知らずが大きな原因となっていることも少なくありません。親知らずと顎関節症がどう関係しているのか、また親知らずを抜歯すれば顎関節症は治るのか詳しくまとめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さい。

顎やその周辺が痛む、口の開け閉めが上手くできなくなるなどの症状があるなら、顎関節症かもしれません。若い女性を中心に急増中であると言われていて、症状がひどくなると仕事や日常生活に支障をきたす場合もあります。

顎関節症の原因はさまざまですが、親知らずが大きな原因となっていることも少なくありません。親知らずと顎関節症がどう関係しているのか、また親知らずを抜歯すれば顎関節症は治るのか詳しくまとめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さい。

顎関節症と親知らずの関係性を知る!抜歯すれば治るのか?

この記事の目次

1.顎関節症と親知らずの関係性

1-1 親知らずが原因で顎関節症になっている場合

親知らずは少ないスペースに無理矢理生えてくることが多く、周囲の歯を圧迫して噛み合わせが悪くなったり、顎に負担がかかったりして顎の動きが阻害されると顎関節症を引き起こすことがあります。歯並びの悪化により、片側で物を噛む癖が付いている場合も顎関節症の要因となります。

親知らずが原因の顎関節症は、親知らずが顎関節をゆがめているのです。親知らずを抜歯することによって顎関節症の症状がなくなったら、親知らずが直接の原因であったと言えるでしょう。

1-2 親知らずと顎関節症が直接関係無い場合

顎関節症の原因は様々で、精神的なストレスからの歯のくいしばりや偏咀嚼、顎を強打したことによる顎関節周辺組織の損傷、姿勢の悪さなどの複数の要因が考えられます。これらの要因が重なり合って顎関節症の症状に繋がるケースもあり、親知らずが必ずしも顎関節症の原因ではない場合もあります。

親知らずが生える前から顎関節症の症状がある場合などは親知らずを抜歯しても顎関節症は改善しないケースもあります。このような場合には、親知らず以外の原因を突き止めて対策することが必要となります。

2.顎関節症なら親知らずは抜歯すべきか?

2-1 顎関節症の原因について

顎関節症の原因は大きく分けて5つに分類できます。それは頬杖や姿勢の悪さなど顎に悪い癖、噛み合わせの悪さ、精神的ストレス、顎を強打するなどの外傷、その他の病気です。

これらのうちのどれかもしくは複数が重なり合って顎の負担が耐久限界を超えると顎関節症となります。親知らずが特に関係するのはこの5つの原因のうち噛み合わせの問題と親知らずが原因で周囲の組織が炎症を起こす場合です。

このように親知らずが顎関節症の原因となっている場合は抜歯することによって症状の改善が期待できます。

2-2 親知らずを抜歯すれば改善するとは限らない

上述の通り、親知らずの原因にはさまざまな要因があります。従って顎関節症だからと言って安易に親知らずを抜歯しても治るとは限りません。親知らず以外の原因で顎関節症を引き起こしているのならば、そちらの原因を取り除きケアをする必要があります。

親知らずを含めて複合的な要因で顎関節症を引き起こしている場合は親知らずの抜歯を含め、その他の要因を改善する施策やストレス、悪い姿勢などの生活習慣の改善まで考えた総合的な対策が必要となります。

2-3 まずは専門家の診察を受けよう

顎関節症になったら、親知らずがすべての元凶であると決めつけずに、悪癖などの生活習慣や何かきっかけになる出来事は無かったか等幅広く原因を探るべきです。顎関節症は非常に複雑でややこしい疾患であると言われていますので、安易な自己判断で改善しようとするのは危険です。必ず専門家の判断を受けて今後の治療方針を決めて行きましょう。

一般的には顎関節症は歯科で治療します。耳鼻科や整形外科など他科にかかった場合も歯科の受診を推奨される場合が多いです。できれば、歯科口腔外科も兼ね備えている歯科医院に相談するのが良いでしょう。

3.親知らずの抜歯判断について

3-1 抜歯する方が良い場合

親知らずを抜歯した方が良いのはどのような場合でしょうか。まずは親知らずが明らかに顎の開閉に影響を与えている場合は、抜歯してしまえば解決できます。

また、現在は顎関節症の症状が無くても、親知らずが歯並びを歪めるなど悪影響を及ぼしている場合は、将来的に顎関節症を発生する要因となる可能性があるため、抜歯することで未然に防ぐことができます。

親知らずは噛み合わせとして特に機能を果たしていない場合は不要な歯ですし、手入れの難しさから虫歯や歯周病をはじめとしたトラブルの原因にもなりかねません。親知らずがあることによって、何らかの悪影響が出る可能性がある場合は抜歯してしまった方が良いでしょう。

3-2 抜歯しない方が良い場合

親知らずを抜歯しない方が良いケースもあります。親知らずが顎関節症の直接的な原因になっていない場合で、生え方も正常で物を噛む機能をしっかり有している場合は抜歯の必要はありません。

また稀なケースですが、親知らずが隣接する歯と支えあっている場合に抜いてしまうと、お互いの支えを失って親知らずと隣の歯の両方を失ってしまいます。このような場合は安易に親知らずを抜いてはいけません。強く顎関節症の症状が現れているかなど、抜歯に伴うメリットデメリットを総合的に判断する必要があります。

特にトラブルの原因にもならない健康な親知らずは、将来的に入れ歯やブリッジのしっかりした土台として使用したり、他の抜けてしまった歯の場所に移植したりできますので、抜歯しない方が良い場合は残しておいた方が良いでしょう。

3-3 専門家と相談して慎重に判断する

顎関節症の症状に悩まされていても、親知らずを抜くべきか残すべきかは様々な要因から総合的に判断する必要があります。親知らずの抜歯をすれば必ず顎関節症の改善に繋がるとも限りませんし、抜くべきではない親知らずを抜いてしまうことにより、思わぬトラブルの原因となることもあります。

安易な自己判断で親知らずの抜歯を決断するのは危険です。必ず顎関節症の症状や原因についてしっかり調べた根拠を元に、歯科医師と良く相談して適切な判断を下すようにしましょう。

まとめ

親知らずは、他のさまざまな要因と絡み合って顎関節症を引き起こしていることも多いです。しかし、親知らずを抜歯することが必ずしも顎関節症の解決に繋がるとは限りませんし、抜歯が引き金になって顎関節症になることもあります。正しい知識を身につけ、歯科医師と相談して適切な対処をすることが大切です。

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