ビタミンB群だけじゃない!口内炎の症状を緩和させるために摂りたい栄養

口内炎 栄養

口内炎の原因はいろいろありますが、そのひとつに栄養不足が挙げられます。しかし、外食しがちで加工食品の割合が多くあきらかに栄養が偏っていたわけではなく、きちんと食べているつもりだったのに口内炎になってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?ここでは口内炎を予防するための栄養や口内炎の治癒を促進するための栄養について解説します。さらに、口内炎ができているときに食べやすい調理方法やメニューについても紹介します。

 

ビタミンB群だけじゃない!口内炎の症状を緩和させるために摂りたい栄養


この記事の目次

口内炎の原因のひとつ「栄養不足」はなぜ起こるのか?

1-1 疲労やストレスなどがなぜ口内炎の原因となるのか

口内炎ができてしまう原因として、疲労やストレス、寝不足などが挙げられます。なぜ、これらが口内炎を引き起こすのでしょうか。
疲労などにより全身の免疫機能が低下し、さらに口腔内の衛生状態が悪い状態だと、なんらかのきっかけで口内炎が起こりやすいと考えられています。

 

1-2 栄養を摂っているつもりでも不足しがちな現代の食生活

口内炎 栄養

世の中には調理済み・加工済みの食品が多く出回っています。これらはコンビニやスーパーなどで手軽に買うことができ、忙しい毎日の中では非常に便利です。しかし、生食や自分で調理した料理と比較すると含まれている栄養素が少ないことが多く、調理済み・加工済みの食品に偏った食生活が続くと体に必要な栄養が不足しがちになってしまう可能性があります。

また、ストレスや過度の飲酒などは、皮膚や粘膜を作るのに必要な栄養を大量に消費してしまいます。このような生活が続くと口内炎ができやすくなるといわれています。

 

1-3 代謝の乱れを整えるために、必要な栄養をしっかり摂ろう

仕事や家事など日々忙しく過ごしていると、どうしても食生活がおろそかになりがちですが、忙しい現代人であるからこそ、食生活の偏りに注意が必要です。特に不足しがちな栄養を意識してとるようにしましょう。

例えば、ビタミンは体内に蓄積できないものが多く、毎日摂取する必要があります。食事だけで補うことが難しい場合は、補助的にサプリメントを取り入れるのもよいでしょう。
口内炎には一般的にビタミンB群がよいとされていますが、それ以外にも必要な栄養があります。

 

口内炎の治癒を促進させるために摂りたい栄養

2-1 【ビタミンA】皮膚や粘膜が生まれ変わるサイクルを正常にする

ビタミンAは、粘膜を丈夫にして細菌から体を守り、代謝を正常にして肌を健やかに保つなど、重要な働きを持っています。ビタミンAが不足すると暗いところで目が見えにくなる場合や視力低下などが起こり、悪化すると失明につながることもあります。

ビタミンAは、レバーや魚類、うなぎ、バター、チーズ、卵などに含まれる動物性のものと、ブロッコリー、ニンジン、カボチャなどに含まれる植物性のビタミンA(βカロテン)があります。
なお、ビタミンAを過剰に摂取すると体に悪影響をおよぼす可能性があります。サプリメントで摂取する場合は、厚生労働省が定める容量をきちんと守るようにしましょう。また、妊娠中にビタミンAを過剰摂取すると胎児に影響が出ることがあります。サプリメントでの摂取は避け、植物性のビタミンAを中心に食事から摂るようにしましょう。

 

2-2 【ビタミンB】皮膚や粘膜を修復する

ビタミンBには、炎症を起こした粘膜を修復する働きがあります。また、脳神経系の働きを正常に保つ作用があるほか、タンパク質をエネルギーに変換するための働きがあるため、筋肉や血液が作られるときに必要な栄養素でもあります。

口内炎の治癒を促進するビタミンBは、主にビタミンB1、B2、B6です。これらが含まれる食品は次の通りです。
ビタミンB1:豚肉、レバー、豆類、胚芽米や玄米、たらこなど
ビタミンB2:レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類、海藻類など
ビタミンB6:かつお、まぐろ、さんま、レバー、肉類、バナナ、ニンニクなど

 

2-3 【ビタミンC】ストレスへの抵抗力を高める

人は過労やストレスが原因で、活性酸素を過剰に発生させてしまいます。ビタミンCは増えすぎた活性酸素を抑える働きがあります。また、ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンといわれています。

ビタミンCを多く含む食品には、果物(かんきつ類)、ブロッコリーなどの野菜類、イチゴ、メロン、トマト、いも類などがあります。

ビタミンCは食品からの摂取は問題ありませんが、サプリメントの場合、過剰摂取すると胃腸障害や腎結石のリスクが高くなるといわれています。腎機能の病気がある人は特に注意が必要なため、サプリメントを摂取する場合は、医師に相談するようにしましょう。

 

2-4 【鉄分】疲労を回復して代謝を促進する

鉄分は血液を正常に保つために欠かせない栄養であると同時に、筋肉中に酸素を蓄える働きもします。また、エネルギーを代謝するときにも必要となる栄養です。

鉄分が多く含まれる食品には、レバー、あさりや牡蠣、納豆、ほうれん草、凍み豆腐(高野豆腐)などがあります。鉄分には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」があり、吸収率がよいのはヘム鉄です。また、非ヘム鉄は、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂ることで吸収率が高まります。

食品から鉄分を摂取する分には大きな問題はありませんが、サプリメントで摂取する場合は過剰症になることがあるため、決められた量を守るようにしましょう。

 

2-5 【亜鉛】皮膚や粘膜の代謝を促進

亜鉛は、皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがあります。また、味覚を正常に保つ働きがあり、細胞が生まれ変わるために必要な栄養でもあります。

亜鉛を多く含む食品には、牡蠣、うなぎ、赤身肉、鶏肉、海藻類、豆類、ナッツ類、全粒穀類、乳製品などがあります。
食品から亜鉛を摂取する分には大きな問題はありませんが、サプリメントで摂取する場合は過剰症になることがあるので、決められた量を守ることが非常に大切です。

 

口内炎のときでも食べやすい調理法・摂取方法

口内炎 栄養

3-1 刺激物は避け、水分が多くやわらかい料理を

体力をつけ口内炎の症状を緩和するために、栄養のあるものを摂取することは大切です。だからこそ、なるべく苦痛なく栄養のあるものを食べられるように工夫しましょう。
熱いと患部を刺激してしまうので適度に冷ましてから食べるようにしましょう。また、薄味にすると患部にしみにくくなります。もちろん、辛い味付けのものは避けた方がよいでしょう。
また、痛みが強く食欲がない場合には、ゼリーやプリン、ヨーグルトなどを摂るようにしましょう。

 

3-2 日ごろの食事で摂りにくい栄養はサプリメントで補う

忙しくてきちんと食事が摂れない方や、外食が多く栄養が偏りがちになってしまう方は、サプリメントで不足している栄養を補うのもよい方法です。
サプリメントはお薬ではなく食品のカテゴリーに分類されているため、治癒を目的にするのではなく、症状を緩和させたり、体調を整えるための補助的なものだと考えてください。
なお、サプリメントの種類によっては過剰摂取すると健康を害するものがあるので、説明書に記載されている服用量を必ず守るようにしてください。

 

口内炎の原因は栄養不足だけじゃない!

4-1 口内炎だからと甘くみないで!

口内炎になる原因は栄養不足だけではありません。
頬の内側や唇などを噛んでしまい、その傷口から細菌に感染して口内炎になることがあります。また、入れ歯や矯正器具があたってできる傷や歯磨きのときに力を入れ過ぎてできた歯茎の傷も原因になることがあります。
そのほか、ウイルス感染も口内炎の原因のひとつです。ウイルスは周囲の人に感染させる恐れがあり、自然治癒させることが難しいため、必ず病院で診療してもらいましょう。また、一見口内炎のようにみえるものでも、重篤な病疫である可能性もあるので注意が必要です。

 

4-2 おかしいと思ったら自己判断せず、歯医者さんで相談を

口内炎になる原因には、生活習慣や栄養不足、口内の傷、ウイルス感染など様々なケースがあります。また、重篤な病気の可能性もあるため、何度も繰り返すときや患部が大きくなったなど気になる症状があるときには、口内炎だからと甘く考えず、歯科口腔外科のある歯医者さんできちんと診療してもらうようにしましょう。

 

まとめ

つらい口内炎の症状を緩和するためには、必要な栄養をきちんと摂ることが大事です。ですがサプリメントはあくまでも補助的なもので、初めからサプリメントありきの食生活ではなく、必要な栄養をできる限り本来の食事から摂取するようにしましょう。また、口内炎が治癒した後もバランスのとれた食事を心がけることで、予防につながります。口内炎にならないよう、しっかりと必要な栄養を摂るようにしましょう。
ただし、治癒が遅く、1週間程度も改善が見られない場合は、歯科口腔外科のある歯医者さんに相談して、適切な治療を受けるようにしてください。

【お口の粘膜異常、外傷などの相談・治療ができる歯医者さんを予約】

 

>>今日診てくれる歯医者さんを探す

>>明日予約の空きがある歯医者さんを探す

>>痛みが少ない治療の歯医者さんを探す

>>女性医師がいる歯医者さんを探す

>>駅から近い歯医者さんを探す

>>夜中20時~診療OK!の歯医者さんを探す

>>個室がある歯医者さんを探す

>>キッズルームがある歯医者さんを探す

 

不正確な情報を報告

<認定番号 JM01026-180128> マークをクリックすれば、認証情報が確認できます。

このサイトは、日本インターネット医療協議会(JIMA)からトラストマーク(ゴールド)付与の認定を受けています。