親知らずを抜歯したあとの痛みでつらいときに試してみたい9つの方法

親知らずの抜歯と聞くと、痛みに対する不安がつのるものではないでしょうか。抜歯する際は局所麻酔など痛みに対する対策をしっかり施すため、手術中に大きな痛みを感じることは少ないでしょう。しかし、麻酔が切れてくると痛みを感じる場合があります。個人差はありますが、通常抜歯後2日目に痛みのピークをむかえ、その後痛みは徐々にひいていきます。しかし、早く痛みから解放されたい思う方がほとんどではないでしょうか。今回は親知らず抜歯後の痛みをやわらげる方法を紹介します。

 

親知らずの抜歯と聞くと、痛みに対する不安がつのるものではないでしょうか。抜歯する際は局所麻酔など痛みに対する対策をしっかり施すため、手術中に大きな痛みを感じることは少ないでしょう。しかし、麻酔が切れてくると痛みを感じる場合があります。個人差はありますが、通常抜歯後2日目に痛みのピークをむかえ、その後痛みは徐々にひいていきます。しかし、早く痛みから解放されたい思う方がほとんどではないでしょうか。今回は親知らず抜歯後の痛みをやわらげる方法を紹介します。

 

親知らずを抜歯したあとの痛みでつらいときに試してみたい9つの方法

この記事の目次

自分でできる!親知らず抜歯後の痛みを緩和する9つの方法

1-1 麻酔が切れる前に痛み止め薬を飲む

親知らずの抜歯後に痛みを感じるのは、手術の際に施された麻酔が切れるころです。麻酔は通常、2時間程度で切れるため、間近になると徐々に痛みを感じるようになってきます。痛みが我慢できないときは、歯医者さんで処方された痛み止め薬を服用しましょう。痛み止め薬は麻酔が完全に切れる少し前「術後1時間半~2時間後」に飲むと、強い痛みを感じる直前に薬の作用が働き出すため、痛みを感じる前に症状を緩和できます。また、薬を続けて服用する場合は、飲む間隔は5〜6時間開けるようにしましょう。 鎮痛剤は若干胃を荒らす傾向もあるため、痛みが強くて頻回に服用する時は、胃の弱い人は胃薬を併用したり、少し何か食べてから服用するのがいいかもしれません。

 

1-2 出血が続いて痛みがあるときは、まるめたガーゼを30分ほど噛み続ける

親知らずの抜歯後の痛みを軽減させるには、しっかりと止血することも大切です。抜歯後の止血は歯医者さんで行います。歯医者さんが出血が止まったことを確認してから帰宅となりますが、万が一帰宅後に再出血をしてしまった場合は、歯の大きさくらいのまるめた清潔なガーゼを患部にあてて強く噛む「圧迫止血」という方法を行ってみましょう。この際、少なくとも30分は強く噛んだ状態を緩めないようにしましょう。緩めると圧迫が弱まり、止血がスムーズに行われないこ場合があります。
圧迫止血を行っても血が止まらない場合は、速やかに歯医者さんを受診しましょう。なお、数日間唾液に血液が混じる程度の出血であれば、血は自然に止まりますので心配はないでしょう。きちんと止血されれば、親知らずの抜歯後にできた穴の中に「血の固まり(血餅)」が作られ、表面にはかさぶたができ、傷口が外部から保護されるようになるので、痛みがやわらいでいきます。

 

1-3 抜歯した箇所を頬の上から冷やす

親知らずを抜歯した後に痛みや腫れが生じたときは、濡れタオルや貼るタイプの冷却ジェルシートなどで、患部付近の頬を冷やすと症状が緩和されます。これは、患部周辺の血管が収縮し、出血が止まりやすくなるからです。しかし、氷を直接頬にあててしまうと冷やしすぎにより痛みが強くなる可能性があります。
なお、患部を冷やすのは抜歯後24時間までです。また、長時間冷やし続けるのはやめましょう。抜歯から2日目以降も冷やすと、血液の流れが悪くなり患部に栄養が運ばれにくくなるため、傷口の回復を遅らせてしまう可能性があります。
また、喫煙は血管を収縮させる作用があり、血流を悪化させ治癒を妨げる場合があります。痛みがなくなるまでは喫煙を控えるようにしましょう。

 

1-4 血行がよくなりすぎることは避ける

親知らずの抜歯後に痛みがでる原因のひとつに「出血が続くこと」が挙げられます。

必要以上に血行を促進するような行動をとると、一度止血された後であっても再出血を招く可能性があります。体温の上昇は血液循環を促進させるため、長風呂や熱い温度の入浴、アルコール摂取は控えるようにしてください。また、激しい運動は振動によって出血や痛みが増してしまうことがあります。術後2~3日の間は、運動をなるべく控えるよう心がけましょう。

 

1-5 抜歯後は強いすすぎやうがいをしないように心がける

親知らずを抜歯すると歯茎に穴があきます。そこに血液がたまると「血餅(けっぺい)」と呼ばれるかたまりができます。血餅が傷口を守ってくれるため傷口が回復していくのですが、頻繁にすすぎやうがいをしてしまうと、せっかくできかけた血餅がはがれてしまい、骨がむきだしになった状態(ドライソケット)になってしまうことがあります。ドライソケットができると強い痛みが起こるだけでなく、新しい血餅ができにくくなってしまいます。
親知らずを抜歯した当日は強いすすぎやうがいを控え、食事の後など口の中の汚れが気になる場合は、口内を軽くすすぐ程度にするとよいでしょう。
なお、血餅はできてから1~2週間ほどではがれにくくなり、傷口が回復するころになると、自然にはがれおちます。

 

1-6 就寝時はいつもよりまくらを高くする

親知らずを抜歯して数日の間は、傷口から少しずつ血液がにじみ出ている状態です。その血が寝ているときに顔の上部へ流れていき、腫れや痛みを発生させることがあります。親知らずを抜歯をしてから完全に止血されるまでは、就寝時のまくらをいつもより高くするとよいでしょう。頭部を少し上げることで血液が下に流れ、痛みを緩和する効果が期待できます。

 

1-7 傷口がある側の反対の歯で食べ、硬いものは避ける

親知らずを抜歯した後にできた傷口にものが触れると、痛みが強くなります。食事の際は食べ物が傷口にあたらないように、抜歯した側とは反対の歯で食べるようにしましょう。
抜歯後に避けたい食べ物として、ナッツ類やせんべいなどの堅いもの、根菜や肉類などたくさん噛む必要があるものが挙げられます。上記のような食べ物は、しばらく控えましょう。
ただし、なにも食べないことは、体力が低下を招き傷口の回復が遅れる要因になります。痛みで食欲がないときは、栄養価の高いゼリーやヨーグルト、やわらかくて食べやすいおかゆ・雑炊などでしっかりと栄養を摂取しましょう。

 

1-8 飲み物を飲むときはストローを使わない、強く吸って飲む食べ物は避ける

親知らずの抜歯後に飲み物を飲むときにストローを使えば、飲料が傷口に直接触れずに済むだろうと考える方もいるのではないでしょうか?しかしストローで強く吸い込むと、傷口にできかけた血のかたまり(血餅)が吸ったときの勢いで取れてしまったり、再び出血してしまう恐れがあるため注意が必要です。紙パック飲料などのように、ストローを使わなければいけない飲み物は、あまり強く吸い込まないよう気をつけましょう。また、吸って食べるゼリー飲料も強く吸う必要があるため、避けるほうが望ましいといえるでしょう。

 

1-9 抜歯後の翌日からは患部を温めることで痛みが緩和される

親知らずを抜歯した当日の痛みを軽減させるには、患部を外側(頬側)から冷やすことがよいでしょう。しかし、冷やしすぎると血行が悪くなり、抜歯後にできた穴の中に血のかたまり(血餅)ができにくくなってしまいます。翌日からは蒸しタオルなどを使って患部を温め血行を促すようにすれと、痛みが軽減しやすくなるでしょう。また、血行が促進することで、傷口に栄養が行きわたりやすくなり傷口が回復しやすくなります。

 

親知らずの痛みをやわらげるために、抜歯前にもできること

2-1 お口のケアをしっかり行い、抜歯前の口内は清潔に保つ

親知らずを抜歯する前は、ブラッシングなどお口のケアをしっかり行い口内をきれいにしておきましょう。口内を清潔にすることで細菌の繁殖が抑えられます。口内を清潔に保つことは、抜歯後の傷口に細菌が入りこむことを予防につながり、傷口の炎症による痛みの軽減効果が期待できます。
また、歯茎に腫れがある状態は、麻酔が効きにくく止血もされにく状態といえます。引き締まった歯茎を維持するためにも、お口の中は常に清潔を保つように心がけましょう。

 

2-2 親知らずの抜歯は、体調がよいときに

親知らずを抜歯したあとは、細菌に感染しやすい状態にあります。免疫力が下がっているときに抜歯手術を行うと炎症を起こしやすく、痛みも長く続いてしまう可能性があります。親知らずを抜歯する日程が決まったら、当日まで疲れやストレスをためないように十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、正常な免疫力のある健康な状態で手術当日を迎えられるようにしましょう。

 

2-3 歯科用CTで親知らずの状態を正確に把握したうえで適切な手術計画を立ててもらう

親知らず抜歯後の痛みは、手術にかかる時間に比例するといわれています。難易度が高いと診断されるケースでは、少しでも抜歯手術の時間を短くするために、立体的な撮影ができる「歯科用CT」を使って検査します。歯科用CTの使用により、通常のレントゲンでは確認しにくいところでも正確に把握できるため、より綿密な手術計画を立てることが可能です。

また歯科用CTは、親知らずの生えている向きや神経の絡み方など、周りの組織の状態を正確に把握できるため、痛みの原因を最小限に抑える治療に役立ちます。ただし、すべての歯医者さんで歯科用CTが装備されているわけではありません。難易度が高い抜歯の場合、ほとんどのケースで保険が適用されますが、撮影費用については事前に歯医者さんへ確認をしておきましょう。

 

2-4 痛みが少ない手術法「ピエゾサージェリー®」という選択肢

一般的な親知らずの抜歯手術は、テコの原理を利用して歯と顎の骨を引きはがす、引き抜くといった方法で抜歯を行います。しかし近年、痛みの少ない超音波機器による手術を導入しているところもあります。
超音波機器による手術の場合、患部に超音波振動を与え骨から歯を浮き上がらせてから抜歯するため、神経や血管を傷つける危険性が低いというメリットがあります。ただし、すべての歯医者さんでこの手術が受けられるわけではなく自費治療となる場合もあるため、事前に歯医者さんへ確認しましょう。

 

親知らずを抜歯した後、痛みや出血が止まらないときは

3-1 抜歯をした歯医者さんに相談をして、症状によってはすぐに診てもらう

次のような症状があるときは、速やかに抜歯をした歯医者さんに相談をしましょう。

・痛み止め薬を飲んでも、患部を冷やしても痛みや腫れがひかない
・ガーゼを噛んで患部の圧迫止血をしても、ドクドクと出血が止まらない
・親知らずの抜歯後、日増しに痛みが強くなる。抜歯して1週間以上経つのにひどい痛みがある

このような場合、感染症やドライソケット(急性歯槽骨炎)になっている可能性があります。すみやかに抜歯手術を行った歯医者さんに連絡をしましょう。症状によっては、すぐに歯医者さんで処置しなければいけないケースもあります。出血の具合や痛みの程度、そのほかの不調など現在の状態を詳しく説明し、どうすればよいのかアドバイスを受けましょう。また、夜間や休日の場合は、最寄りの救急センターに連絡をしてください。

 

まとめ

親知らずを抜歯すると、個人差がありますが、誰にでも多少の痛みがでます。しかし、1週間以上経っても強い痛みがある、出血が止まらない、腫れやしびれといった症状がある場合は要注意です。また、抜歯前の準備や抜歯後の対策により、術後の痛みに違いが出ることもあります。自分でできる緩和方法を試しても痛みが続く場合は、我慢せずに早めに歯医者さんへ相談しましょう。

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