痛みに弱い人は必読! 全身麻酔で親知らずを抜歯する方法

親知らずを抜歯しなければならないけれど痛みに対する恐怖心があって治療に踏みきれない人は少なくありません。抜歯をする際は一般的に局所麻酔を行いますが、それだけでは不安という人は全身麻酔を検討してみてはいかがでしょうか。親知らずの抜歯に全身麻酔を用いることも可能です。ここでは、全身麻酔で親知らずを抜歯する方法をご紹介します。痛みに弱い人は、全身麻酔をして抜歯するという選択肢があります。

 

親知らずを抜歯しなければならないけれど痛みに対する恐怖心があって治療に踏みきれない人は少なくありません。抜歯をする際は一般的に局所麻酔を行いますが、それだけでは不安という人は全身麻酔を検討してみてはいかがでしょうか。親知らずの抜歯に全身麻酔を用いることも可能です。ここでは、全身麻酔で親知らずを抜歯する方法をご紹介します。痛みに弱い人は、全身麻酔をして抜歯するという選択肢があります。

 

痛みに弱い人は必読! 全身麻酔で親知らずを抜歯する方法

この記事の目次

1章 親知らずの抜歯にも全身麻酔を使える

1-1 親知らずを抜くのは痛みがともなう

親知らずはすべて生えきらずに歯茎の中に一部が埋まっていることが多いので、抜歯をする際に歯茎の切開やまわりの骨を削るといった処置が必要となるケースがほとんどです。親知らずそのものもほかの歯に比べて大きいので、一気に抜くことができません。細かく割ってから抜歯する方法がとられます。そして、抜歯後には切開した歯茎を縫い合わせて完了です。
このように親知らずの抜歯は痛みをともなう処置がなされます。ほかの歯の抜歯よりも痛いといわれるのは親知らずの特性上、仕方のないことなのです。また、処置に手間がかかるので短くても30分、長い場合には1時間以上かかるでしょう。

 

1-2 局所麻酔が一般的

親知らずを抜歯する際には、局所麻酔をするのが一般的です。麻酔をせずに痛みに耐えて抜くことはありません。局所麻酔をすると部分的に痛みの感覚がなくなります。ただし、親知らずを砕くときや抜くときなどに、グッと押されるような感覚は残るでしょう。
意識もはっきりしているので、局所麻酔だけでは恐怖を感じるかもしれません。そのような痛みや不安に弱い人は、全身麻酔を検討してみてもいいでしょう。ほかにも、一度に複数本の歯を抜く場合や親知らずが奥深くまで埋まっていて抜歯が困難な場合などにも全身麻酔をすすめられることがあります。

 

1-3 全身麻酔で親知らずを抜くことも可能

歯医者さんでも設備や環境さえきちんと整っていれば、全身麻酔を行うことができます。ただし、全身麻酔をできる歯医者さんはごく少数です。大学病院など限られた歯医者さんしか全身麻酔に対応できないので、事前に調べておかなければなりません。
全身麻酔をすると意識を完全に失います。抜歯時の痛みや恐怖心を感じることなく、治療を終えることができるでしょう。眠っている間に抜歯が終わっていると考えてください。全身麻酔には健忘効果もあるので、治療中の記憶が残る心配もありません。
通常は入院が必要となりますが、なかには日帰りで全身麻酔の治療を受けられる歯医者さんもあります。とはいえ、全身麻酔から回復するのには時間がかかります。抜歯後は麻酔が抜けるのを待ち、十分に休養してから帰宅しなければなりません。

 

1-4 全身麻酔そのものが不安な場合

なかには、全身麻酔の処置を受けること自体に不安を感じる人もいるでしょう。その場合には、全身麻酔にはいる前に「前投薬」と呼ばれる薬を飲んで恐怖感や不安感を軽くすることができます。注射が苦手な人のために、マスクを使った吸入麻酔も用意されています。
ご自分がどの程度の恐怖心を感じているのかをあらかじめ具体的に歯医者さんに伝えておきましょう。その人にあった対応を考えてくれるはずです。

 

2章 全身麻酔で親知らずを抜歯する流れ

2-1 検査

全身麻酔を受けるときには、入院前に血液検査や尿検査、心電図検査、呼吸機能検査、胸部レントゲン検査などで全身麻酔をしても問題のない状態であることを確認する必要があります。同時に、感染症の有無も調べなければなりません。この事前検査の内容は歯医者さんによって異なるので、あらかじめ説明を受けておきましょう。

 

2-2 麻酔科の医師による問診

手術の前日には、麻酔科の医師による問診があります。全身の状態を確認するほか、全身麻酔のリスクについても説明を受けるでしょう。非常にまれではありますが、全身麻酔によって死にいたる可能性も考えられます。万が一の事態になったときのために同意書にサインをしてから全身麻酔にのぞみます。

 

2-3 食事制限

手術前日の夜までは、食事をとることができるでしょう。その後、抜歯の手術が終わるまでは食べ物をいっさい口にすることはできません。水分は手術の2時間前くらいまでは飲むことができるのが一般的です。指示された内容をしっかり守ってください。

 

2-4 手術の準備

手術を開始する数時間前に、気分をリラックスさせる効果のある薬を服用して手術用の衣類に着替えます。脱水症状を防ぐために腕や手に点滴をされることが多いでしょう。こうして手術の準備を整えたうえで、手術台に移動します。

 

2-5 麻酔を開始

酸素マスクをつけて、ゆっくりと呼吸しながら待ちます。点滴に静脈麻酔を注入されると、体がポカポカと温かくなりボーっとして眠くなってくるでしょう。数十秒ほどで意識がなくなります。
麻酔科の医師によって人工呼吸をセットされ、呼吸が正常にできているか確認されます。そして、マスクから吸入麻酔薬が入り込みます。さらに、体が無意識に動かないように筋肉を動かなくする筋弛緩薬が投与されて麻酔の完了です。

 

2-6 挿管

鼻に表面麻酔をして、どちらか入れやすいほうの鼻の穴からチューブを入れていきます。口からのどが見えるようにして、鼻から挿入したチューブの先を奥にすすめていきます。こうして人工呼吸器とつないで肺に酸素を送り込むのです。
全身麻酔を要するほかの手術に比べて抜歯は短時間で済みますから、尿を排出させるための尿道カテーテルは必要ありません。ただし、高齢者や術後に歩行が困難と思われる人は抜歯の手術でも尿道カテーテルを使用するでしょう。

 

2-7 抜歯手術

抜歯手術に入る前に、顔の消毒をしてから口の中をきれいに消毒します。そして、口の部分に穴の開いた手術用の布を顔にかぶせて抜歯手術を始めます。
手術中には意識が完全にありませんが痛みを感じると血圧や心拍数があがるので、モニターでチェックしながら手術を進めていかなければなりません。血圧や心拍数の変動にあわせて麻酔薬を調整したり血圧を下げる薬を投与したりしながら、体に負担をかけないよう配慮します。

 

2-8 手術終了

筋弛緩薬の作用を弱める薬を投与して、吸入麻酔の濃度を少しずつ下げていきます。最終的には酸素だけが吸入される状態になります。
麻酔がきれてくると自力で呼吸ができるようになってくるので、問題なく呼吸ができていることを確認したら鼻に入れていたチューブを抜きます。意識は次第に戻ってきますが、しばらくはボーっとした状態が続くでしょう。麻酔科の医師が名前を呼び、手を握る、舌を出す、目を開けるなどの指示に応えられるか確認していきます。問題がなければ、ストレッチャーにのせられて病室へ移動します。術後の時点では、自力で立てるような状態ではありません。

 

3章 全身麻酔以外で痛みや不安をやわらげる方法

3-1 笑気吸入鎮静法

無痛分娩の際にもよく用いられる方法です。全身麻酔のように意識を失ったり完全に眠ったりといった状態にはなりませんが、体がポカポカとしてうたた寝をしているかのようなリラックスした状態になります。恐怖感や不安感をやわらげたい人に適しているでしょう。痛みも感じにくくなりますが、麻酔のように痛みを取り去る効果はありません。そのため、局所麻酔と併用します。時間の感覚も鈍くなるので、治療時間を短く感じるという特徴もあります。

 

3-2 静脈内鎮静法

胃や大腸の内視鏡検査のときに用いられる方法で、静脈に精神安定剤を点滴します。個人の状態によって組み合わせる精神安定剤の種類を変えられるのが特徴です。薬の組み合わせ方によって意識を残す、深く眠れるようにするなど調節できます。意識は完全になくなりませんが、眠っているような状態で治療を受けられるので恐怖心はやわらぐでしょう。健忘効果もあるので、術中の不快な記憶はほとんど残りません。痛みも感じにくく時間も短く感じますが、麻酔効果はないので局所麻酔と併用します。

 

まとめ

親知らずの抜歯に恐怖を感じている人は、全身麻酔のできる歯医者さんを紹介してもらうといいでしょう。意識がないうちに抜歯の処置がすべて終わってしまいます。全身麻酔を受ける前の怖さをやわらげる薬もあるので、自分が手術に対してどのような不安を抱えているのかを具体的に伝えておきましょう。

抜歯が怖いからといって抜くべき親知らずをそのまま放置しておくと数々のトラブルを引き起こすリスクが高まります。抜歯の恐怖に耐えられるか悩んでいる人は、早めに歯医者さんに相談をしてください。

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