親知らずが真横に生えている!気になる症状と抜歯のときに注意したいこと

まっすぐに生えずに真横を向いて生えてしまった親知らずは、隣の歯との間に食べかすが溜まりやすくとても不潔です。また歯ブラシも届きにくく清潔にすることが極めて難しいです。そのため周囲の歯肉が炎症を起こしたり、隣の歯との間に虫歯が発生したりして、その結果、何もしないでいると、食事のときに食べ物を噛むことも困難になる場合があります。

 

その中には、顎(あご)の骨の中に親知らずが完全に埋まっていて表面に出てこない親知らずもあります。真横に生えた親知らずについての詳細や抜歯手術や費用、抜歯後に起こるかもしれないトラブルのことなどの詳しい知識を身につけ、歯医者さんにかかるときの不安を少なくしましょう。

まっすぐに生えずに真横を向いて生えてしまった親知らずは、隣の歯との間に食べかすが溜まりやすくとても不潔です。また歯ブラシも届きにくく清潔にすることが極めて難しいです。そのため周囲の歯肉が炎症を起こしたり、隣の歯との間に虫歯が発生したりして、その結果、何もしないでいると、食事のときに食べ物を噛むことも困難になる場合があります。

 

その中には、顎(あご)の骨の中に親知らずが完全に埋まっていて表面に出てこない親知らずもあります。真横に生えた親知らずについての詳細や抜歯手術や費用、抜歯後に起こるかもしれないトラブルのことなどの詳しい知識を身につけ、歯医者さんにかかるときの不安を少なくしましょう。

親知らずが真横に生えている!気になる症状と抜歯のときに注意したいこと

この記事の目次

真横に生える親知らずの原因と種類

1-1 なぜ真横を向いて生えてくるの?

親知らずは10代後半~20歳前半のころ、もっとも奥に生えてくる歯のことです。現代人は食生活の変化などによって下顎の発達が悪く、顎が小さくなってきている傾向があります。そのためにほかの永久歯が生えそろった後で生えてくる親知らずは、顎の骨の奥行きがないために真っ直ぐに生えるスペースが確保されていない場合が多くあり、窮屈な状態になっています。そのような状態では、親知らずはまっすぐ上に伸びることができなくなるため、向きを変えて生えてしまいます。これが真横に生えてくる原因です。

 

1-2 歯茎の中で真横になって生える水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)

真横に生える親知らずの多くは、歯茎の中もしくは顎の骨の中に埋まった状態になっています。これを埋伏歯(まいふくし)と言います。
水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)とは、歯茎の中で倒れこむようにして生えている状態の親知らずのことです。水平埋伏智歯の多くは下顎に見られる症状です。隣の歯との隙間に食べかすが溜まりやすく不衛生になりがちですし、その結果歯茎が炎症を起こし痛みが発生したり、歯並びや噛み合わせの不具合の原因となる場合があります。また、顎関節症の原因のひとつになることもあります。

 

1-3 顎の骨の中に埋まっている完全埋伏智歯(かんぜんまいふくちし)

真横を向いて生えてくる親知らずの中でも、顎の骨の中に埋まっている状態を、完全埋伏智歯(かんぜんまいふくちし)といいます。表からは歯が見えないため、一見すると親知らずが生えていないよう見えますが、レントゲンを撮ると生えていることがわかります。痛みなどの自覚症状がほとんど起こらないのが特徴です。

 

親知らずが真横に生えることで起こりやすい歯のトラブル

2-1 親知らずがズキズキと痛む智歯周囲炎(ちししゅういえん)

智歯周囲炎とは、親知らずの周りにおきる炎症のことです。親知らずとその手前にある第二大臼歯は、歯ブラシが届きにくいため食べかすがたまりやすい状態にあります。そのためお口のケアを怠るとプラーク(歯垢)がたまっていき、細菌が繁殖しやすくなります。細菌の繁殖が続くと、周りの歯肉に炎症が起きて「智歯周囲炎」になり痛みや腫れを引き起こします。

 

2-2 お口のケアが隅々まで行き届きにくいため虫歯になりやすい

親知らずは奥の方にあるため、もともと磨き残しができやすい歯です。真横に生えている親知らずはさらにブラッシングがしにくいため、より虫歯になりやすいといえます。また、見えにくい生え方をしているため、鏡を使って自分の歯をチェックしていても、痛みが生じるまで虫歯に気づかないことも少なくありません。まっすぐ生えていない状態なので虫歯治療も難しく、治療後も再発しやすくなります。

 

2-3 歯並びや噛み合わせに影響する

親知らずが真横を向いて生えると隣の歯を押してしまうため、歯並びが悪くなることがあります。また、上下の噛み合わせにも悪影響を及ぼすことがあります。歯の矯正治療をしているときは、治療プランの見直しが必要になるケースもあるため注意が必要です。

 

2-4 顎関節症(がくかんせつしょう)の原因になることも

親知らずが真横に生えていると、痛みのため片側だけで食べるなどの偏った習慣がついてしまうことがあります。この状態が続くと噛み合わせが悪くなり、顎関節症の原因になることがあります。親知らずの痛みとあわせて、口を大きく開けにくい・顎がカクカク鳴る・顎が痛いといった症状がある人は注意しましょう。

 

2-5 噛み合わせの悪さから頬の内側を噛んで口内炎に

親知らずが真横に生えてくると、隣の歯を圧迫することが多くなるため歯並びが悪くなり、噛み合わせに影響することがあります。また上下の親知らず同士が噛み合わなくなることがあります。このような状態になると、会話や食事のときに頬の内側や歯肉を噛みやすくなり、噛んだときの傷が口内炎になってしまうことがあります。

 

2-6 隣の歯の根っこを溶かしてしまう歯根吸収

真横に生えた親知らずは、ひとつ手前の歯を強く押してしまいます。親知らずに強く押された手前の歯は、歯根が溶かされ吸収されてしまう「歯根吸収」を起こす可能性があります。歯根吸収を起こした歯は歯根が短くなってしまうため、長持ちしにくい状態です。抜歯を行い、抜いた箇所に親知らずを移植する治療を行うことがあります。

 

2-7 痛みは感じないのに骨の中に袋状の病巣である嚢胞(のうほう)ができることも

真横に生えた親知らずに痛みを感じない場合でも、レントゲンを撮ると、「嚢胞」と呼ばれる袋状の病巣が確認されることがあります。 感染を起たしたりすると、時としてその中に膿が溜まり痛みの原因になります。嚢胞は、顎(あご)の骨の内部に親知らずとは無関係にできるものと、親知らずの歯根と連続して、関連を持ってできるものがあり、内容によって先天性と後天性のものがあります。またレントゲンで見ると嚢胞と同じような画像でも腫瘍であることもあります。 痛みや腫れを伴う場合もあり、摘出して顕微鏡で病理学的な診断をすることも必要になってきます。

 

真横に生えた親知らずでも、抜かなくてもよいケース

3-1 顎の骨に埋まっていて炎症などを起こしていない完全埋伏歯(かんぜんまいふくし)

親知らずが顎(あご)の骨に埋まっている完全埋伏歯は、痛みや腫れがなくレントゲン撮影などをしなければ気づかないケースも多いです。ほとんどは抜歯せず温存しますが、嚢胞(のうほう)などの症状がないことをしっかり確認する必要があります。

 

3-2 虫歯や智歯周囲炎などの症状がない、健康な親知らず

親知らずとその隣の歯に虫歯や歯周病、智歯周囲炎などの症状がなく、噛み合わせにも影響がない場合や、お口のケアが行き届いて健康な状態を保たれている状態であれば、親知らずを抜歯しないと診断されることがあります。

 

3-3 親知らずが矯正治療に利用できるとき

親知らずの手前の歯の虫歯が進行してしまったときや、歯の根っこが溶けて短くなってしまう歯根吸収を起こした場合は、抜歯することがあります。抜歯後は歯並びや噛み合わせが悪くなることがあるため、真横に生えている親知らずを矯正治療のために利用することがあります。

 

真横を向いた親知らずの抜歯費用と手術時間

4-1 抜歯にかかる費用

真横に生えてしまった親知らずの抜歯手術にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。詳しくみていきましょう。
※費用は保険内診療で、3割負担をした場合の目安です。

・初診時 1,500~3,000円程度
親知らずや口内の状態を把握するため、検査やレントゲン撮影などを行います。

 

・抜歯手術 3,000~4,000円程度
一般的な親知らずの抜歯で使われる2種類の麻酔(表面麻酔と浸潤(局所)麻酔)と、抜歯処置にかかる費用です。

 

・処方箋その他 3000~4000円程度
再診や抗生剤、痛み止め薬の処方などにかかる費用です。
抜歯手術の難易度が高いときは全身麻酔や入院が必要となることがあり、その場合はさらに加算されます。

 

4-2 抜歯手術にかかる時間の目安

親知らずの抜歯手術には、通常であれば約1時間程度が必要ですが、親知らずの生え方や術者の熟練度によっても、その手術に要する時間は大きく変化します。

 

最初に表面麻酔を施し、約5分後に浸潤(局所)麻酔を行います。抜歯にかかる時間は30分~1時間程度で、難易度により前後します。その後、出血を止める処置に15分程度の時間を要します。
術後の2時間程度は麻酔が効いているため、患部周辺は感覚が鈍くなっています。麻酔が効いている間は、会話の際などに頬の内側や舌を噛まないよう気をつけましょう。また。麻酔が完全に切れるまでは食事をすることは避けましょう。

 

真横を向いている親知らず抜歯後に起こるかもしれないトラブル

5-1 下あごの親知らず抜歯後には特に起こりやすい症状

・ドライソケット
親知らずを抜歯した後には歯茎に大きな穴が開きます。その穴をふさぐために血のかたまりである「血餅」(けっぺい)ができ、傷口が回復していきます。しかし、何らかの原因で血餅がうまく作られないと、骨がむき出しになってしまう状態になります。この状態が「ドライソケット」です。ドライソケットになると、日常生活に支障をきたすほどの痛みが生じることがあります。

真横に生えている親知らずの抜歯手術では、歯茎の切開や骨を削るなどの処置を行うことがあるため、抜歯後に縫合して傷口を縫い合わせることが多いです。そのために血餅が脱落する可能性は比較的少ないです。むしろ真っ直ぐに生えた親知らずの方が傷口を縫い合わせる歯茎の余裕がないため、血餅が脱落しやすく、ドライソケットになりやすいです。

 

・周辺の歯や顎の関節への負担
真横を向いて生えている親知らずを抜歯するために、ときには強い負荷をかけながら引き抜くことがあります。そのために顎の関節に負担がかかり、顎が痛くなったり、まれには、親知らずの手前にある歯に大きな力が加わって、一部歯が欠けてしまったり、少し動揺を起たしたりという結果になることがあるので注意が必要です。

 

5-2 上あごに生えている親知らずの抜歯の際に起こるかもしれない症状

上あごの親知らずを抜歯した際、運悪く抜歯した歯根の先の部分で上顎洞に穴が開く(穿孔する)時が時々起こります。そのままにしておくと「上顎洞炎」、いわゆる蓄膿症が引き起こされることもあるので、そのためには適切な対処が必要です。

 

まとめ

真横に生えている親知らずはトラブルを起こすことが多いため注意が必要です。痛みがあるときは我慢せず、なるべく早く歯医者さんにかかりましょう。なお、骨に埋まっている親知らずの場合は自覚症状が少なく、一見すると親知らずが生えていないように見える場合も多いです。一度レントゲンを撮って、自分の歯と顎の状態を知っておくようにしましょう。抜歯する場合は、歯医者さんと十分に話し合い自分が納得できる手術計画を立ててもらうようにし、抜歯によるトラブルが起きないようにしましょう。

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