親知らず抜歯後に腫れる期間はどのくらい?痛みを抑える対処方とは

親知らずは成人になって最後に生える歯です。親知らずは生え方や歯の大きさが他の歯とは違うため、多くの人が抜歯をすることになります。親知らずを抜くと、ほとんどの場合は抜いた跡が腫れ、程度には差がありますが、腫れと痛みは抜歯後数日間続くことがあります。

腫れや痛みは日々のケアで和らげることができますので、傷口に無理をかけない程度に行いましょう。また、抜歯後の腫れを大きくさせないために注意しなければならない点もあります。親知らずを抜いた後の腫れにあわてずに対処できるように、痛みを和らげるコツや注意するポイントを押さえておきましょう。

 

親知らず抜歯後に腫れる期間はどのくらい?痛みを抑える対処方とは


この記事の目次

1章 抜歯後腫れる期間

親知らずの抜歯後は、他の歯よりも腫れる場合が多いです。親知らずのほとんどは、歯茎の中に埋まっていたり、歯茎から少し顔を出している目立たない状態になっています。中には歯茎の中で斜めになっている親知らずもあるので、歯肉を切開して中にある親知らず露出させてから抜歯をします。

そのため、他の歯よりも抜歯後の歯茎のダメージが大きいため、腫れや出血するケースが多くなります。また、歯茎の腫れ具合も、上の歯と下の歯で変わる場合もあります。

 

1-1 平均的な腫れの期間

親知らずを抜いた後の歯茎が腫れは、3日~4日がピークで徐々にひいていきます。この期間を過ぎても腫れが引かないと場合は歯科医師に相談しましょう。

 

1-2 上の歯茎が腫れている場合

上あごの親知らずを抜いた際、3日~4日経てば腫れは自然とひきます。腫れている間はできるだけ安静に過ごしましょう。

 

1-3 下の歯茎が腫れている場合

下の親知らずを抜いた場合、上の親知らずのときよりも歯茎の腫れがひどくなりやすいです。下あごの親知らずには多くの神経と血管が集まるところがあることが原因とされています。腫れの程度がひどい分、腫れが引くのにも少し時間がかかる傾向にあります。

 

2章 親知らずの抜歯は、手術と同じ

親知らずと他の歯では抜歯の方法が大きく異なります。親知らずは歯の生え方や大きさに問題があることが多いため、抜歯方法の手順も多く時間がかかることも多いです。

抜歯の際には、部分麻酔、場合によっては全身麻酔をするので、親知らずを抜くのは手術をするのと同じくらいともいわれます。そのため、手術後のケアとして、抜歯後のお口の中のお手入れがとても重要になってきます。

 

2-1 親知らずとは

親知らずは、成人して最後に生えます。生える場所は、口内の一番奥です。親が知らない間に生える歯というのが親知らずという名前の由来とされています。親知らずが全部生えそろうという人は少なく、また、完全に歯茎から出ているような生え方をしていることは少なく、歯茎から少しだけ出ていたり、あるいは歯茎の中で横倒しになっていることが多いです。

 

2-2 親知らずを抜歯するメリット・デメリット

親知らずは口の中の一番奥に生えているため、歯磨きの時に歯ブラシをあてるのが難しく、虫歯になりやすいです。たとえ虫歯治療をしても日々のケアが不十分だと再び虫歯になる可能性もあります。

そのため、治療を繰り返すよりも抜歯する方がよい場合があります。また、歯茎の中から完全に生えていない親知らずだと、「智歯周囲炎」といって、親知らず周辺で歯肉炎を定期的に繰り返すことがあり、その度に痛みや腫れが出るのでQOL(生活の質)が著しく低下する恐れがあります。

これらの理由が、親知らずを抜歯するメリットです。逆にデメリットとしては、ごくまれですが、下あごの神経が集中している部分が抜歯により損壊してしまい、下あごに神経麻痺(下歯槽神経麻痺)を発症する場合もあります。また、抜歯によって歯並びが変わることもあります。インフォームドコンセントを重視している医師であれば、ほとんどのケースで事前説明が行われるので、前もって確認するようにしましょう。

 

2-3 親知らずを抜歯するタイミング

親知らずを抜くタイミングには、直近にイベントなどが何もないときを選びましょう。抜歯後数日間は腫れが予想されるため、写真撮影や旅行を計画している日の直前は避けてください。また、年末年始などで歯科医院が長期休暇に入る前も、休暇中に抜歯後の傷にトラブルがあった際の対処が困難になるので避けましょう。

 

2-4 抜歯をしなくてもいい親知らず

4本の親知らずが完全に生えそろっていて、噛み合わせも問題ない場合は抜歯をする必要はありません。また、親知らずが完全に骨の中に埋めっていれば、歯が動くことはないのでバイ菌なども入りません。そのため、抜歯しなくても問題ないでしょう。

 

3章 腫れる部分

親知らずを抜いた後、多くの場合が抜いた穴の周辺が腫れて痛みを感じます。抜歯方法が大掛かりであればあるほど腫れの程度もひどくなります。

私たちが骨折をしたり怪我をしたときに患部が腫れたり痛みが出たりすることと同じように、親知らずも抜いた場所が腫れたり、痛むときがあります。抜歯後に腫れるのは抜いた側のほっぺたがほとんどですが、もしも抜いたところと関係ない箇所が腫れたときは、すぐに歯科医師に相談してください。

 

3-1 ほっぺたが腫れる

親知らずの抜歯翌日から、抜いた側のほっぺたが腫れる場合があります。この腫れは数日続きますが、1週間を目途に治まります。

 

3-2 腫れることに問題はあるの?

抜歯をした後の傷口は炎症しやすい状態です。腫れも傷口の炎症という、原因がはっきりしている腫れですので、特に問題はありません。しかし、腫れがいつまで経ってもひかなかったり、痛みがずっと残る場合は歯科医師に相談しましょう。

 

4章 親知らず抜歯後のケア方法

親知らずを抜くと、程度に差はありますが抜歯した周辺が腫れることがあります。歯が完全に歯茎から出ていない親知らずは、歯茎を切開するか歯が出ている部分の骨を削ってから抜歯するため、腫れが強く出る傾向にあります。逆に親知らずがほぼ正常に生えている場合は大掛かりな抜歯を行わないために腫れも少なくなります。

親知らずの生え方によって抜歯方法は異なるので腫れ方も変わってきますが、抜歯後に腫れた場合には、正しいケアを行い腫れが悪化するのを抑えることが大切です。

 

4-1 濡れタオルで冷やす

保冷剤や氷枕を直接幹部に充てて冷やすのはやめましょう。なぜなら、血流が悪くなることで、腫れがひどくなる場合や痛みが増す可能性があるからです。冷やす場合は濡れたタオルを使用する程度にしてください。

 

4-2 口内環境を清潔に保つ

親知らずの抜歯直後から二日間位は、傷口を治すことを優先に考えて、歯磨きは避けるようにしましょう。やむ負えない理由で歯磨きをするときには、傷口に触れないようにし、ブラッシングも優しく行ってください。歯磨きをしない場合は砂糖を使った食べ物や口の中に残りやすい食べ物は極力避けましょう。また、抜歯をした部分に触れるのも避けてください。

 

4-3 痛み止めを飲む

抜歯後から腫れが引くと予想される期間、歯科医師から痛み止めが渡されます。
麻酔が切れるとほぼ同時に痛みが出始めるので、痛み止めは麻酔が切れる前に飲むとよいでしょう。

 

5章 抜歯後の注意点

親知らずを抜いた後、最低でも数日は痛みや腫れを感じます。このときの過ごし方で、その後の傷口の回が変わってきます。親知らずの抜歯は手術と同じように体に負担がかかります。傷口が治るまで、さまざまなことに気をつかう必要があります。。

無理をして傷口が開いてしまうと、思わぬ感染症を発症する恐れがあるので注意してください。また、抜歯前にしていた習慣の中には、傷口の回復を遅らせるものもあります。これから紹介する注意事項を守り、回復に努めましょう。

 

5-1 飲酒とタバコを控える

飲酒やタバコの習慣がある人は、抜歯当日の飲酒、タバコは避けましょう。喫煙については、傷口の回復が遅れたり、感染症を併発しやすくなる原因になることもあるので、特に注意が必要です。

 

5-2 抜歯した日は安静に過ごす

親知らずを抜く際は出血をともないます。傷口にかさぶたができるまでは血が出やすい状態なので、かさぶたができるまでは安静に努めてください。また、激しい運動で血行が促進すると、出血もしやすくなるので、注意が必要です。

 

5-3 抜いた部分は触らない

親知らずを抜いた箇所を過度に触らないようにしましょう。傷口にできたかさぶたは自分で剥がさず、自然に剥がれるのを待ってください。

 

5-4 抜歯直後のブクブクうがいは避ける

抜歯直後のブクブクうがいは避けましょう。強いうがいはかさぶたをできにくくして、傷口の回復を遅くします。親知らずの抜歯直後から、最低でも24時間は、ブクブクするような強いうがいをせずに過ごしましょう。

 

5-5 体を温めることはしない(お風呂)

入浴で体を温めると血流がよくなり、抜歯直後に何かの理由で傷口が開いてしまったとき、出血が止まらなくなる恐れがあります。抜歯当日は入浴せず、シャワーで済ませるようにしましょう。

 

まとめ

親知らずを抜いた後に腫れた場合のケア方法と注意点をご紹介しました。腫れは一定期間を過ぎればひいてきますが、しばらく腫れや痛みが続く場合は歯科医師に相談しましょう。

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