ガム?歯みがき?本当に効果のある口臭ケアとは

口臭ケアをきちんとしているつもりでも、自分の息が他人に不快感を与えていないか、気になることがありませんか?この記事では、今すぐできる口臭ケアや、習慣にしたい口臭ケアを紹介しています。口臭の種類や原因、自分でできるチェック方法についても触れています。口臭に悩んでいる人は、できるところから実践することをおすすめします。

 

この記事の目次

今すぐできる口臭ケア

外出先で人と会う直前や食後といったように、「今すぐ」口臭ケアをしたいときがあります。
一時的ではありますが、次のような方法で口臭ケアが可能です。

1-1 水分摂取をする

今すぐできる口臭ケアの中でも特に手軽なのが、水分摂取です。

普段からあまり水分を口にしない人は、意識して水分を摂取しましょう。
口の中が渇くと、口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなります。

体内の水分が不足している人は、唾液の分泌量が減ってしまいます。
唾液には、食べ物の消化を促す以外に、口の中の汚れを洗い流したり、細菌の増殖を抑えたりする働きがあります。

こまめに水分を摂取して、口の中を潤しましょう。

1-2 ガムやタブレットといった口臭ケア用品を活用する

ガムやタブレット、マウスウォッシュなどの口臭ケア用品は、即効性があるためおすすめです。
水分の摂取と併せて活用しましょう。

しかし、ガムやタブレットのパッケージに記載されている「一日の摂取目安量」を超えて摂取した場合、おなかがゆるくなるといった症状が出ることがあります。
一過性の症状であることがほとんどですが、下痢は水分不足を招く要因にもなるので、摂り過ぎには十分注意しましょう。

また、ガムやタブレットには糖分が多く含まれているものもあります。
糖分によって口の中の細菌が増殖し、虫歯や歯周病に発展すると口臭の原因になります。

口臭ケアが目的であれば、シュガーレスのものがおすすめです。

■ガム

ガムには、すぐに口臭を抑えられる効果のほか、唾液の分泌が促されることによって、口臭予防効果が期待できます。
キシリトールといった、虫歯を防ぐ効果がある成分が含まれているガムを選ぶと、虫歯予防もできて一石二鳥です。

ガムは、手軽に取り入れられる口臭ケアですが、噛んでいる間は人と話がしにくかったり、状況によっては相手に不快感を与えてしまったりすることもあります。

人と会う前はタイミングを見て噛むか、タブレットやマウスウォッシュも検討しましょう。

■タブレット

タブレットもガムと同様に、すぐに口臭を抑えられる効果と、口臭予防効果が期待できます。
口の中でなめて溶かすのが一般的です。

さまざまな味のタブレットが市販されているので、好みの商品を選びましょう。

中にはミントやメントールといった、爽快感を得られる成分が多く含まれているものもあります。
刺激が苦手な人や、口の中に口内炎といった傷がある人は、そうした商品を避けた方が良いケースもあります。

■マウスウォッシュ

口をゆすぐ環境や時間に余裕がある人は、マウスウォッシュもおすすめです。
食事のあと、マウスウォッシュでゆすぐだけでも口内がさっぱりします。

通常の歯磨きやうがいをし、口の中の食べカスや細菌をある程度きれいにしてから使う方法が効果的です。

マウスウォッシュには、口臭と同時に虫歯や歯周病を予防できるものがあります。
一方、口臭ケア向け、虫歯予防向けといったように、細かく目的が分かれているものもあります。

目的に合った商品を購入しましょう。

より高い効果を得たいからといって、頻繁にマウスウォッシュで口をゆすいでしまうのは避けましょう。
口の中の常在菌(じょうざいきん=健康な人の体にも存在する細菌)も洗い流してしまい、口の中の細菌のバランスが変化してしまうことがあるためです。

細菌のバランスの変化は口内環境の変化にもつながり、虫歯の元になる細菌が増えてしまうことがあります。
過度に使用することは避け、商品ごとに決められた用法用量、1日の使用回数の目安を守りましょう。

なお、マウスウォッシュにも、アルコールといった刺激性の強いものがあります。
刺激が苦手な人や、口の中に傷があるといった人は、低刺激性またはアルコールが含まれていないものを選ぶことをおすすめします。

1-3 歯磨きをする

口臭ケアの基本は歯磨きです。
食べカスといった汚れをしっかり落とすことが、口臭予防につながります。

人と会うまでに時間に余裕がある、歯磨きできる環境があるといった人は、歯磨きによる口臭ケアをおすすめします。
その上で、水分の摂取やガム、タブレット、マウスウォッシュといった口臭ケア用品を活用しましょう。

歯磨きをする際、特に気をつけたいのが次の2点です。

■軽く磨く

力を込めすぎると、歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。
また、歯ブラシの毛先が開いてしまい、食べカスや細菌をしっかり落とせなくなってしまいます。

毛先が寝てしまわない程度の力で歯や歯茎にあて、軽く磨きましょう。

■小刻みに動かす

しっかり磨こうという意識から、つい歯ブラシを大きく動かしてしまいがちですが、歯間や歯の表面の凹凸といった細かい部分に、毛先が十分にあたらない恐れがあります。
小刻みに動かすことで、より細部まで毛先が届くようになります。

口臭予防に効果がある歯磨き粉は、商品説明に「口臭の防止」「ニオイを防ぐ」といった表記があるものが多いです。
歯磨き粉を選ぶ際は、そうした特徴も併せて確認しましょう。

毎日実践したい口臭ケア

続いて、毎日の習慣にしたい口臭ケアを紹介します。
できるところから取り入れ、実践していきましょう。

2-1 歯間や舌のケア

毎日の歯磨きにプラスして、歯間ブラシやデンタルフロス、舌磨きといったケアを取り入れましょう。
歯間や舌を清潔に保つことで、口臭ケア効果が期待できます。

食べカスや細菌は、歯の表面や裏側だけに溜まるわけではありません。

歯間や歯と歯茎の間の汚れ、舌の表面に付着した舌苔(ぜったい※1)といった汚れは、歯磨きだけでは十分に落としきれないことがあります。

磨き残した部分の細菌が増殖してしまうと、口臭の元になるほか、虫歯や歯周病の原因にもなってしまいます。
歯ブラシだけでケアしているという人は、1日1回(※2)、歯間ブラシやデンタルフロス、舌磨きなどで丁寧に汚れを落とすことを習慣にしましょう。

※1 舌の表面に付着している白や黄色っぽい汚れを、舌苔と言います。食べカスや細菌、口の中の粘膜が剥(は)がれ落ちたものなどが溜まったもので、口臭の元になります。なお、舌苔には舌の粘膜を保護するといった役割もあるため、健康な人の舌にも付着しています。舌苔の掃除に関する注意点については、4章で紹介しています。

※2 口の中の細菌は、夜寝ている間に特に増殖しやすくなります。寝ている間は唾液の分泌量が減り、口の中が渇きやすくなっているためです。1日1回、丁寧に磨くのは寝る前の歯磨きがおすすめです。

2-2 口呼吸の人は鼻呼吸を意識

口呼吸が習慣の人は、鼻呼吸を意識することで口臭ケア効果が期待できます。

口呼吸になると、口の中の水分が蒸発し渇いた状態になりがちです。
乾燥した口の中は細菌が増殖しやすい環境のため、口臭の原因になります。

口呼吸がクセになってしまっているという人は、意識することで改善が望めるでしょう。

歯並びや咬み合わせが悪いといったことが原因で口を閉じられず、結果として口呼吸になってしまっている人もいます。
その場合は歯医者さんを受診し、歯列矯正も含めて相談してみることをおすすめします。

また、鼻炎や蓄膿症(ちくのうしょう※)といった病気が原因で鼻呼吸が難しい人は、耳鼻いんこう科を受診し、それらの病気を根本的に治療することも検討しましょう。

※ 鼻の両側にある空洞に膿(うみ)が溜まることが原因で、鼻水が止まらなかったり、鼻が詰まったりする病気です。

2-3 タバコやアルコールを控える

喫煙や飲酒の習慣がある人は、量を控えることをおすすめします。
タバコやアルコールは、次のようなメカニズムから口臭を招くことがあるためです。

■タバコ

・タバコに含まれる物質が歯や歯茎、舌、歯垢(しこう)や歯石にも付着して口臭の元になる
・血液の循環が悪くなることで唾液の分泌が鈍り、口の中が渇いて細菌の増殖につながる
・タバコを吸うときは口呼吸のため、口の中が渇いて細菌が増殖しやすくなる
・タバコに含まれる物質は舌の上にも溜まるため、舌苔ができやすくなる
・口臭の元になる歯周病を発症する確率が高くなる(※)
※ 【参考】日本臨床歯周病学会 歯周病と喫煙の関係

■アルコール

・尿の回数が増えて水分不足となり、唾液の分泌量が減ることで細菌が増殖しやすくなる
・アルコールの成分が血液を介して肺に入り、息を吐くときに口臭となって排出される
・酔ったまま歯磨きをせずに寝てしまうことで、口の中の細菌が増殖してしまう
・胃腸といった消化器官が弱り、十分に消化されないことでニオイの元となる物質が生産される

2-4 ストレスケアも大切

ストレスをため込まないように工夫するのも、口臭ケアの一つです。
ストレスは体にさまざまな不調をきたしますが、その一つとして、唾液の分泌量を低下させることがあります。

唾液の分泌量が減ると、口の中が乾燥しやすくなるだけでなく、口の中の汚れや細菌を洗い流す効果が得られにくくなるため、細菌が増殖し口臭の元になってしまいます。

自分なりのストレス解消法を探しておくことは、口臭ケアのみならず健康のためにも大切です。

歯医者さんでできる口臭ケア

歯医者さんでの治療が、口臭ケアにつながることもあります。
自分でできる改善法を試しても効果が感じられなかったら、お口の環境をトータルケアできる歯医者さんに相談してみましょう。

3-1 虫歯や歯周病、親知らずの治療

虫歯や歯周病が、口臭の原因になっていることは少なくありません。
そのため、虫歯や歯周病の治療がそのまま口臭ケアにつながることが多くあります。

また、親知らずが口臭の原因になっていることもあります。
特に、まっすぐに生えていない親知らずには、歯ブラシで落としきれない食べカスや細菌といった汚れが溜まっていることがあります。

親知らずは、必ずしも抜歯しなければならないものではありません。
しかし、親知らずが口臭の元になっているようであれば、歯医者さんに相談してみることをおすすめします。

3-2 歯のクリーニング

歯の表面の頑固な歯垢や歯石はもちろん、歯間や歯周ポケットといった、歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を除去してもらうことができます。

歯医者さんを受診することで、口臭のセルフケアについて指導やアドバイスがもらえるといったメリットもあります。

歯医者さんでできるクリーニングには、保険診療のものと自費診療(全額自己負担)のものがあり、保険診療で受けられる条件は「虫歯や歯周病治療の一環としておこなう」ことです。

3-3 3DS

専用の薬剤を注入したマウスピースを装着し、歯に直接薬剤を届けることで、虫歯や歯周病の元となる細菌を除菌する治療が、「3DS(Dental Drug Delivery System=デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)」です。

一般的には、虫歯や歯周病を予防する目的でおこなわれる治療ですが、虫歯や歯周病の治療、再発防止を目的としておこなわれることもあります。

3DSは、クリーニングでは落としきれない歯垢や歯石、細菌といった口臭の元を除去することができるため、口臭ケアとしても有効です。
3DSも自費診療となります。

あまり期待できない口臭ケアもある

「リンゴを皮つきのままかじる」「舌苔を取る」といった方法は、口臭ケアの効果があまり期待できなかったり、注意が必要だったりします。

その理由を解説します。

4-1 リンゴを皮つきのままかじる

口臭ケアに効果的とされる成分が、皮と実の間に多く含まれていることから、「リンゴを皮つきのままかじる」という方法が、口臭ケアに効果的と考えられています。

しかし「リンゴを食べると口臭ケアになる」といったことが証明されている研究やデータは、発表されていないようです(※口腔外科Book調べ)。

リンゴの皮には「ポリフェノール」が多く含まれており、特に「リンゴポリフェノール」の消臭効果が高いとする考え方がある一方、生のリンゴを皮のまま食べることによって同様の効果が得られるかは、まだまだ検証の余地があるようです。

4-2 舌苔を取り過ぎる

舌苔を取り過ぎてしまうと、口臭を悪化させる要因になるため注意が必要です。

舌苔は食べカスや剥がれ落ちた口内の粘膜、細菌、唾液などが混じって集まったものです。
口臭の原因となるため、口臭ケアの一環として舌苔をある程度きれいにすることは大切です。

しかし、舌苔は健康な人の体にも存在するもので、通常、舌の粘膜を保護する役割も担っています。
そのため、舌苔を取り過ぎてしまうと、逆効果となってしまうことがあります。

■舌苔の再生スピードが速くなる

前述のように、舌苔には舌の粘膜を保護する役割もあります。
その舌苔を取り過ぎてしまうことで体の防衛本能が反応し、急いで新しい舌苔を作ろうとします。

再生される舌苔を繰り返し取ろうとすることで、舌の粘膜を傷つけてしまう恐れもあります。

■口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなる

舌の粘膜に傷がつくと、表面の粘膜そのものが剥がれ落ちてしまいます。
剥がれ落ちた粘膜と唾液が混ざることで白くなり、舌の表面に留まってしまうことがあります。

こうした分泌物は舌苔の元にもなり、口臭の原因となる細菌のエサにもなります。
舌苔の取り過ぎによって、口臭の原因を自ら作ってしまうことになりかねません。

■舌苔が厚くなり味を感じにくくなる

舌苔を取り過ぎることが続くと、粘膜を保護するための防衛本能が反応し、より取れにくい(厚い)舌苔を作ろうとします。

舌の表面には味を感じる器官である「味蕾(みらい)」が多数存在しますが、厚くなった舌苔が原因で味蕾が味を感じにくくなってしまうことがあります。

口臭の種類と原因をしっかり把握しよう

口臭の種類は大きく4つに分けられ、それぞれ原因も異なります。
自分の口臭が何によるものかを知ることは、適切なケアのためにも大切です。

ここでは4つの種類と原因、対処法についても触れています。

しかし、自分では口臭の原因が分かりにくいこともあるでしょう。
原因を特定したい場合は、歯医者さんを受診して詳しく診てもらうことをおすすめします。

歯医者さんを受診した結果、口の中に口臭の原因がなかった場合、耳鼻いんこう科や内科といった、歯医者さん以外の診療科を紹介してもらいましょう。
ほかの病気が原因になっていることが考えられるためです。

5-1 生理的口臭

生理的な反応によって生じる口臭を生理的口臭と言います。
誰もが持つ口臭で、治療の必要はありません。

例えば、寝起きは誰でも口臭がします。
寝ている間に唾液の分泌量が減り、口の中が渇いたことで細菌が増殖するためです。

また、緊張しているときや、長時間食事をしていないという場合も、唾液の分泌量が減少しているので、やはり口の中が渇き、細菌が増殖することで口臭がします。

女性は特に、月経、妊娠、更年期といったようにホルモンバランスが変化するタイミングで、口臭が強くなることがあります。
原因は明らかになっていませんが、ホルモンバランスの変化が精神面に影響を与えて唾液の分泌量が減る、または唾液が濃くなる、といったことが考えられています。

5-2 外因的口臭

ニンニク、ニラ、ネギ、焼き肉、カレーなどニオイの強い食べ物を摂取したときや、喫煙や飲酒をした際に発生する口臭を、外因的口臭と言います。

ニオイの強い食べ物の摂取を減らす、タバコやアルコールを控えるといったように、食生活や生活習慣を見直すことで改善を目指せます。
また、摂取から時間がたてば、臭いは薄くなっていきます。
これも治療の必要のない口臭です。

5-3 病的口臭

何らかの病気が原因の口臭を、病的口臭と言います。
口の中に限らず、体のどこかに病気を抱えている場合、それが原因となって口臭がすることがあります。

病的口臭の場合、その原因となっている病気を治療することで、口臭が改善されることがほとんどです。
まずは歯医者さんを受診し、口臭に関して相談しましょう。

口内に原因となる病気が見つからなかった場合は、適切な診療科を紹介してもらえるはずです。
口臭を招くとされている病気には、次のようなものがあります。

口 臭 の 原 因 と な る こ と が あ る 病 気 の 例
虫歯 歯周病 ドライマウス(※)
逆流性食道炎(※) 扁桃炎 慢性鼻炎
副鼻腔炎 胃潰瘍 糖尿病
肝疾患 咽頭がん 食道がん
肺がん

※ドライマウスは病名ではありませんが、この記事では便宜上、こちらの表内で紹介しています。
※逆流性食道炎の患者さんは、近年増加傾向にあるようです。食べたり飲んだりしたものが胃から口へ逆流することで、胃の中の臭いを口臭として感じることがあります。

5-4 心理的口臭

口臭がしていない(または気にするほどひどくない)のに、自分では「口臭がしているのではないか」と思い込んでしまうのが心理的口臭です。

心理的口臭は、ストレスや不安といった心理的要素が原因となっていることが少なくありません。
歯医者さんを受診し、心理的口臭の疑いがある場合は、適切な診療科を紹介してもらいましょう。

併せて、適度な運動を取り入れる、趣味の時間を増やすといった、自分なりのストレス解消法を見つけることも大切です。

口臭チェック方法

最後に、自分でできる口臭チェック方法と、歯医者さんでできる口臭チェック方法を紹介します。
口臭が気になる人は、自分でも試してみてください。

6-1 自分でできる口臭チェック方法

■手で口を覆ってチェック

手で口を覆って息を吐き、そのまま鼻から吸い込むことでニオイをチェックする方法です。
手軽におこなえるうえ、ダイレクトにニオイをチェックできます。
空気の混ざる量が多いとニオイが薄くなることがあるため、注意しましょう。

■ティッシュでチェック

ティッシュを指に巻きつけるように持ち、舌の上(舌苔があれば舌苔も)を優しく5回程度なぞり、ティッシュのニオイを嗅ぎます。
強く擦りすぎたり何度も擦ったりしていると、舌を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。

■手の甲をなめてチェック

片方の手の甲をなめます。
30秒ほど放置して乾燥したら、手の甲のニオイをチェックします。
先に、なめていない方の手の甲のニオイを嗅いで比較すると、口臭がどの程度かより分かりやすくなります。

■口臭チェッカー(ブレスチェッカー、口臭測定器)でチェック

口臭の強さを判定してくれる口臭チェッカーが市販されています。
使い方は機種によって違いがあるものの、息を吹きかけるだけというのが一般的です。

ただし、人間の嗅覚には劣ると言われていますので、判定結果はあくまで参考程度に捉える方が良いでしょう。

6-2 歯医者さんでできる口臭チェック方法

歯医者さんでは、さまざまな角度から、口臭の元になる原因があるかどうか調べることができます。
自分でおこなうよりも精度の高い口臭チェックが可能です。

■口の中の検査

口の中に、口臭の原因となる虫歯や歯周病がないか、口の中の粘膜や舌が乾燥していないか、といったことをチェックします。

■唾液検査

唾液検査は、口の中に虫歯の原因となる細菌がどれくらい存在するか測定することができます。
唾液の分泌量や、唾液が持つ酸の中和能力を調べることもできます。

■口臭測定器

歯医者さんの口臭測定器では、口臭の原因となるガスが口の中でどれくらい発生しているかを、具体的な数値で測定することができます。
中には、自分の唾液を体温程度まで温めてから、自分自身で口臭を確認できるものもあります。

■官能検査

歯医者さんが直接、患者さんの口臭の種類や強さを診断する検査です。
息を止めた状態で口を開き、口の中に生じている口臭の種類や強さを判定する方法と、吐いた息を嗅いで、臭うまでの距離や種類、強さを判定する方法があります。口臭ケアにはさまざまな種類がありますが、この記事では「今すぐできる口臭ケア」「毎日の習慣にしたい口臭ケア」「歯医者さんでできる口臭ケア」に分けて紹介してきました。口臭が気になる人は、できるところから取り入れ、改善につなげていきましょう。口臭はその種類によって、原因や対処法が異なります。まずは歯医者さんを受診し、病気が原因となっていないかを確認しましょう。

今日、求めていた歯医者さんが見つかる

 

監修日:2017年12月12日
小川隆介 先生監修
住所

東京都文京区後楽2-19-16 ベルコリンヌ岡島1F
【最寄駅:後楽園駅 1番出口徒歩4分】