親知らずの抜歯は歯科口腔外科で行ってもらう方がベストです。一般歯科で歯科口腔外科の看板を掲げている歯医者さんは、大学病院で歯科口腔外科のスキルを習得し、経験を積んできた医師が担当するのが一般的です。
一般歯科で歯科口腔外科が併設されている医院を予約し、まずは自分のお口の中を診察してもらい、適切に治療を進めてもらいましょう。
この記事では、歯科口腔外科で行われる親知らずの処置の仕方はもちろん、全国にあるおすすめの歯科口腔外科を探すことができます。
この記事の目次
1.歯科口腔外科で親知らずを抜いた方がいい理由
1-1 知識や経験値からみても得策
親知らずを歯科口腔外科で抜く方がいい理由として挙げられるのが、やはり医師の経験の部分です。大学病院で治療を受けた場合、研修医が治療に当たるケースがほとんどです。
それに比べ、一般歯科で歯科口腔外科を併設している医院の医師であれば、大学病院で歯科口腔外科の知識やスキルを学び、難しい抜歯にも対応してきた方々であるのが一般的です。質の高い親知らずの治療が受けられるという点で、患者さんにとって大きなポイントとなるはずです。
1-2 最新設備を整えた医院で治療を受けられる
親知らずがどんな状態で生えているのか、現在は3D画像を映すことができる歯科用のCTを使用することで精密な検査が可能になりました。以前はレントゲンのみで状態を確認していましたが、CTを完備した歯医者さんが増えてきたことで、より正確な治療を進めることができるようになったのです。
この記事を通じて予約できる歯医者さんは、こうした最新の設備を導入し、親知らずの抜歯経験も豊富な医師が在籍する医院を探せます。「3章」でご自分の通いやすい地域の歯医者さんを見つけてみましょう。
2.親知らずの生え方と抜歯の費用
親知らずの生え方はさまざまですが、歯科口腔外科の医師に相談することで患者さん一人ひとりに合った治療法を確実に見つけてくれるはずです。この章では、親知らずの抜歯の方法と費用について各項目で紹介していきます。
2-1 真っすぐに生えているケース
親知らずが真っすぐに生えているケースは、比較的、簡単に抜歯をすることが可能です。要する時間は麻酔と抜歯、縫合を合わせても「約10分」で治療を終えることができます。
◆費用
約2000円
◆通院回数
約3回
※抜歯に要する時間、費用、通院回数についてはあくまで目安です
2-2 横向きに生えているケース
親知らずが横向きに生えてしまっているケースでは、歯茎を切開し、歯を頭の部分と根っこの部分とに分けて割っていきます。「約20分」で治療を終えることができます。
◆費用
約3000円
◆通院回数
約3～4回
※1.抜歯に要する時間、費用、通院回数についてはあくまで目安です
※2.通院回数は、抜歯後の状態（腫れや出血）によって変わる。
2-3 歯茎の中に埋まっているケース
親知らずが歯茎の中に埋まってしまっているケースは、親知らずの周囲の歯茎を切り、骨を除去する必要性が生まれます。その後、親知らずをいくつかに砕いて抜歯を完了させます。治療時間は「30分以上」かかる可能性があります。
◆費用
約4000円
◆通院回数
約3～4回
※1.抜歯に要する時間、費用、通院回数についてはあくまで目安です
※2.通院回数は、抜歯後の状態（腫れや出血）によって変わる。
3.歯科口腔外科を受診できる歯医者さんを全国から探す
お口の痛みがひどく我慢できない！など、いざという時のために通いやすい地域で歯科口腔外科がある歯医者さんを探しておくと便利です。
口腔外科Bookでは、各地域でおすすめの歯科口腔外科がある歯医者さんを紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
3-1 東京でおすすめの歯科口腔外科
東京でおすすめの歯科口腔外科を↓↓↓のコラムで紹介しています。
歯医者さんごとの特徴やおすすめポイントが詳しく書いてあり、「自分に合ったいい歯医者さんは無いかな？」とお探しの方にお役立ち情報をお届けしています。
3-2 全国で歯科口腔外科がある歯医者さんを探す
3-3 その他の地域の歯医者さん
全国の各都道府県で歯医者さんを検索できます。
https://haisha-yoyaku.jp/歯科口腔外科で親知らずを抜歯するメリットは、経験豊富な医師による質の高い治療が受けられる点です。生え方が複雑な親知らずであれば尚更です。
親知らずが気になっている方は、ぜひ歯科口腔外科を併設している歯医者さんで、治療してもらいましょう。
住所
東京都八王子市高倉町４９－３ コープみらい高倉テナント棟１Ｆ
【最寄駅：北八王子駅 出入口2徒歩12分】